地方裁判所競売物件
地方裁判所競売物件検索 不動産競売物件ファクスサービス番号一覧
競売不動産とは
競売不動産とは、民事執行法に基づいて、裁判所が公的に売却を実施している不動産のことをいいます。
裁判所が競売を実施する最も一般的なケースは、(根)抵当権の実行としての競売です。
銀行などの金融機関に借金の申込みをするとき、本人や保証人の信用力のみでは十分な信用が得られない場合、金融機関はその人が所有する不動産に(根)抵当権を設定して融資を行います。
このとき、抵当権者である金融機関は、借金の返済が滞った場合に、その不動産を裁判所によって公的に売却してもらい、売却代金をもって借金の埋め合わせに当てることができます。これが(根)抵当権の実行としての競売です。
通常借金の返済が滞った場合、金融機関は「任意売却」といって、所有者自ら不動産を売却し、売却代金にて借金を返済することをまず勧めます。
しかし、「任意売却」が思うように進まないケースや、権利関係が複雑で一般市場では買い手を見つけるのが難しい不動産であるケース、あるいは、金融機関がこれ以上処分に時間掛けていられない状況等のケースでは、次の手段として競売の手続きを裁判所に申し出ることになります。
期間入札とは
期間入札の方法では、まず競売にかけられる物件について、最低売却価額のついた公告がなされます。最低売却価額とは、この金額に達しない不動産の「買い希望者」を認めない金額のことをいいます。オークションの「最低落札価格」のようなものです。
入札期間が終了すると開札が行われ、最も高い入札価格をつけた人から優先的に不動産を買い受ける権利が得られます。
特別売却物件(特売物件)とは
期間入札で入札者の無かった物件は、最低売却価額がそのまま売却価額となり先着順で売りに出されます。同一物件に同時に2人以上の買受申出人がいない限り競争入札ではありません。特売で売れなかった物件は、価額が下がって再度期間入札にて売り出されます。
地方裁判所競売物件を見つけるには
各地方裁判所の公告を閲覧できます。東京地方裁判所管内については、民事執行センター(東京都目黒区目黒本町2-26-14 TEL 03-5721-4630 となります。
多くの裁判所で、ファックスで情報を取り出すサービスがあります。ネットで競売物件情報を提供する地方裁判所も増えています。
地方裁判所競売物件情報の注意点
公告では物件の最低売却価額・買受申出保証額(入札保証金額)・入札期間・開札期日・売却決定期日、そして『物件明細書』『評価書』『現況調査報告書』の「3点セット」閲覧開始日を確認してください。
地方裁判所 不動産競売物件 ファクスサービス ファクス番号一覧
本庁・秩父支部 | ||
本庁・栃木支部・真岡支部 | ||
管内全部 | ||
本庁・豊橋支部・半田支部 | ||
本庁・加治木支部・川内支部・鹿屋支部 | ||
買いたい物件を見つけたら
「物件明細書」「現況調査報告書」「評価書」は入札期日の1週間前から見ることができます。
物件明細書
執行裁判所が作成します。買い受け人が引き継がなければならない賃借権や土地または建物だけを買い受けた時に建物のために地上権が成立するかどうかなどが記載されています。
現況調査報告書
執行官が作成します。土地の登記上の主要目的、建物の種類・構造等不動産の現在の状況のほか、現在占有している人の名前と占有権限などの記載に加え、見取り図、写真も添付されています。
評価書
評価人が作成します。物件の評価の根拠などが記載されています。
手続きの流れ
地方裁判所の執行官から入札用紙と封筒を受け取ったら、入札価格などの必要事項を記入します。
入札前に保証(通常は最低売却価額の20%)を、裁判所の指定口座に振り込みます。
入札用紙と入札保証金振込証明書、住民票(法人の場合は会社謄本など)などを、入札期間内に届くよう書留で郵送します。
公告されていた期日に執行官が開札します。最高値をつけた人が「最高価買受申出人」になります。落札者の保証はそのまま裁判所が預かりますが、他の人には返還されます。所有権の移転
最高価買受申出人が決まると、売却決定期日に、不動産を売却するか否かを裁判所が決定します。通常売却が許可され、最高価申出人は買受人になります。
裁判所は、代金納付期限を確定日から1ヶ月以内の月日を通知し、買受人はその期限内に全額納付します。
- 楽待
- 収益物件・不動産投資の逆オークションサイト。収益マンション・アパート・土地情報など
- 凡人が金持ち大家さんに変わる90分カラーマスターセミナー基礎編ビデオ
- お金をかけずに色で魅せる不動産カラーコーディネート
- お宝不動産鑑定ツール
- 沢孝史氏が豊富な経験に基づき開発した実践型不動産投資シュミレーションツール
不動産投資
不動産投資とは売りアパートや売りマンション等を購入し、購入した物件を賃貸したり、売却することによって利益・収益を得る投資方法です。 バブル期の不動産投資は購入した不動産の値上がり、つまり売却利益(キャピタルゲイン)を期待する投資でした。 しかし、現在は購入した投資物件を賃貸して得られる家賃収入つまり運用利益(インカムゲイン)を期待する不動産投資が主流です。 バブル崩壊後の不動産価格の下落率に比べ、賃貸相場の下落率が小さかったために、投資額に対する賃貸収入の割合が高くなり、現在、多くの金融商品利回りが低迷する中、10%前後の利回りが期待できる投資商品として不動産投資が注目を集めています。